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サイディングボードの下地材の重要性

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今回はサイディング塗替え塗装の時に、ぜひ知ってほしいポイントをお話いたします。

 

外壁材のサイディングボードの種類について!

一般的には、4種類のサイディングがあります。

① 窯業系サイディング  

② 金属系サイディング

③ 樹脂系サイデイング

④ 木質系サイデイング

日本の住宅で一番多く使われているのが、窯業系サイディングが主流となっています。

約8割の戸建住宅の外壁材に使用されています。

窯業系サイディングの材料は、セメント質と繊維質で木質成分や無機などをブレンドされて作られています。

 

サイディング塗料の劣化症状

サイディングの表面に施されている塗装は、時間が経つと劣化します。

色あせ     壁の色が紫外線や風雨などで色が薄くなる現象です。

チョーキン  壁を触ると、塗料に含まれる顔料が粉状になって付着する現象です。

塗装の剥がれ   塗装が剥げれる現象 塗装の耐久性が低下です

その他にも、コーキングの劣化等があります。

特にこのような状態での塗り替えは、下地材の選択が重要になります。

 

下地材の選択

下地材(シーラ)とは、一般的に既存外壁材と新たに上から塗る塗料の密着性を良くするものです。

種類としまして

1 水性系シーラー  新築の時によく使われます。塗り替え工事ではほとんど使用されていません。

2 一液弱溶剤型 エポキシ系浸透シーラを使用します。

ニッペ 一液浸透シーラー_prd_105のサムネイル

ポイント

色あせ、チョーキング、剥がれはサイディングに水分が含み強度が弱くなり、年数が経つとひび割れやそりが出てきますので

浸透性シーラーを塗ることでサイディングの中まで浸透させて、固めることでひび割れや反りをなくしサイディングの強度を持たせます。

 

まとめ

サイディングは約40年持ちます。その間にも塗り替え、コーキングの打替えの定期的なメンテナンスが必要です。

今回下地材についてお話をしましたが、塗り替えは建物をきれいにする事だけではなく建物を守ると言う観点からお話をさせていただきました。

窯業系サイディングはセメント質と繊維質で木質成分や無機を圧縮して出来ていますので、水分が含まれると強度が落ちますので、

エポキシ系浸透シーラでしっかり固めてからの塗装をお勧めいたします。

 

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